探偵事務所の正社員とバイトにどんな違いがありますか?
他の企業でも正社員とバイトに待遇の違いがあるのが一般的です。探偵事務所では正社員とバイトでどのような違いがあるのかご紹介します。
探偵業界でバイトというのはあまり聞きなれないかもしれませんが、バイトから初めて社員になるという選択肢があります。
業界経験がなければ探偵として働いていけるか不安を感じている人もいると思うので、そんな方はバイト制度を活用して探偵の業務についてもっと知ってもらいたいと思います。
また生活スタイルによって働き方は違うので、純粋にバイトとしてやってみたいという方でも歓迎しています。
正社員とバイトの違い
1.固定給と時給
まず正社員とバイトでは給料体系が違ってきます。
正社員は固定給として最低保証がされていますが、バイトは時給なので仕事がなければ給料はありません。
忙しい探偵事務所であれば正社員に近い給料を稼ぐこともできますが、個人事務所では調査がない日も多いのでバイトをはじめから募集していないところも多いと思います。
2.担当する調査内容
機密情報に関わる調査、著名人・芸能人の調査、難易度の高い難しい調査などはバイトが担当することはありません。
依頼内容に関わらずアルバイトにも正社員と同じ厳しい守秘義務が課せられ誓約書もありますが、情報が漏れることが万が一にもあってはいけません。
機密性が特に高いと判断される調査は正社員の中でも限られた人のみが担当しています。
3.調査の役割分担
基本的には2名1組で調査を行うことが多いので、バイトはサポートに回ることが多いでしょう。
調査員は調査状況をリアルタイムで依頼者に連絡しますが、依頼者とのやり取りで失礼な言動があってはいけないので責任ある仕事は正社員が担当しています。
調査中は先輩の指示を良く聞き、調査車両を現場まで移動させたりする雑務も基本的にはバイトの仕事です。
探偵は調査をしていると予定外の事態に遭遇することが多く、
対象者が新幹線に乗って他県に出かけたり、ラブホテルや浮気相手宅に入れば調査が翌日まで続くということもあります。
働く時間が決まっている他のバイトとは違って、夜に予定が入っていても自分の都合で調査を中断するわけにはいかないので、仕事に責任感は必要です
途中で調査の守秘義務について触れましたが、現役中はもちろん探偵を辞めたあとでも調査で知った内容について一切他言してはいけないのは正社員でもバイトでも同じなので、たとえバイトだからと言って誰でもつとまるような仕事ではありません。
仕事に対する意識を高く持ち、与えられた仕事をしっかりとこなしていれば仕事もどんどん任せてもらえるので、自分の頑張り次第では正社員と比べても遜色ない活躍ができるかもしれません。