将来的に探偵に就職するには、探偵学校に通ったほうがいいですか?
探偵学校で最低限の技術や知識を学んでから就職すると、就職先で優遇されることがあります。しかし、必ずしも探偵学校に通う必要はありません。
探偵学校に行って基礎知識を身につけておけば探偵社にも喜ばれてやる気のアピールにもなります。
学校の良いところはわからないことを一から教わることができて、すぐに質問もできるという点です。
全くの未経験者でも探偵学校に通えば短時間で効率的に知識や技術を教わることができるでしょう。
探偵学校に通うメリット
・探偵がどのような仕事か事前にわかる
・就職に有利
探偵学校に通うデメリット
・学校に行く時間が必要
・学校に行ったからといってすべてのスキルが身につくわけではない
探偵学校では基礎知識、撮影、尾行なども教わると思いますが、学校を卒業したばかりの人が現場ですぐ即戦力となることはありません。
これはどんな学校でもそうですが、学校で基本を学び実際の現場でスキルを身につけて一人前に仕事が出来るようになるまでには2~3年はかかるでしょう。
たいていの探偵社は最初に試用期間を3ヶ月程度設け、その間に資質を見極めて本採用か不採用かを決定します。
探偵学校に行かずに未経験のまま探偵社に就職する人もいますが、探偵社は実力主義の社会なのでこの3ヶ月間の間に会社から不適合と判断される人も非常に多いのが現実です。
調査以外にも報告書の作成など覚えるべき仕事はたくさんあるので、事前に探偵学校で基本を身に着けておくことは他の人に比べてとても有利になります。
また学校で仕事の概要も教わることができるので、想像していた仕事と違ったということも避けることができるでしょう。
ただ学校に行っても探偵のスキルが身につくかどうかは自分次第だということを覚えておいて下さい。
短い授業時間で教えることができる内容は限られています。
それ以上のスキルを身につけたければプライベートの時間を削って勉強して、わからないところは率先して質問しなければいけません。
学校で学んでいる間がスキルアップするチャンスなので、しっかりと勉強していれば就職しても仕事もスムーズに覚えることができるでしょう。